部長のための人材育成力・組織連携力強化コース

本プログラムのねらい

  • 課長(部下)を育成する
    ― 課長を創造者・変革者に導き、組織全体への波及効果をねらう。その過程で部長自身も成長する。
  • 組織連携強化のポイントを習得する
    ― 階層間連携、部門間連携の両方を考え、対話の質をあげていく。
  • ケーススタディで学んだのち、自社組織の研究と実行プランにまで落とし込む。

部長は、直属の組織ならびに所管するプロジェクトなど、複数の組織で期待される結果を出さなければなりません。多くの部長は、課長時代に組織を代表する要として活躍し、プレイヤーとしての実績が優れた方です。ただ、かつて結果を出したスタイルの延長線で仕事に取り組み、部下や関係者と向き合っていることも多いものです。関係するメンバー達の力を十分に発揮させるためには、部長として個から集団への思考と行動変化の必要があります。
そのためには組織業績を向上させる力のある課長達を育てることと、組織間の連携をはかることが重要です。

本プログラムでは、部長として「主たる部下である課長を育成する力」を身につけるとともに、「組織の連携で成果を出す力」、また、部長としての影響力を自覚し、周囲からの期待をうけて、将来に向けて活躍する力を強化することを目的に開催いたします。

プログラム例 ※ご要望に応じてカスタマイズ可能です

【1日目】(10:00~20:00)
自己紹介(自分の仕事・役割・期待について)

1.部長への期待をとらえる
・役割マップによる部長としての役割を確認する
[役割マップによる業務の棚卸しから学ぶ]

2.組織の人づくりと連携を考える
ケーススタディ
☆ある部長のケース
~ 人づくりと連携の教訓~
[ケーススタディによる課長育成、連携の原則、対話の原則の発見]

3.自己理解 ~部長としての思考と行動を確認する
【行動特性傾向】 (自己・他者・組織内・外関係者を知る)
【レジリエンス力】 (部長に必要な立ち直り力の確認と習得方法)
(夕食交流会19:00~)

【2日目】(8:30~16:00)
4.課長を育成する
①部長から見た「できる課長」の条件とは
[できる課長の定義を考える~そして理想に近づけるための視点を研究]
②私たちは課長をどう育てるのか
・課長育成プランの策定
[権限委譲(場の与え方)]

5.組織連携を強化する
①組織連携とは
②組織連携課題は何か
[上下左右との連携のあるべき姿と実現課題、取り組みについて]

6.まとめ
未来で活躍する部長であるためにすべきこと

対象

部長、事業部長、部門長およびその候補者

費用について

実施にかかる費用については、「よくあるご質問」をご覧ください。