「1on1ミーティング」に学ぶ、効果的な フィードバック実践

本プログラムのねらい

メンバーの成長を促すためには、1対1の面談時間を持つことが有効です。しかし、判断や評価につながると感じると、多くの人は反論したり心を閉ざしたりするため、フィードバックの難しさを感じる方も多いようです。 ’ そこで、人材育成の手法として世界的に注目を集めているのが、米国シリコンバレーで根付いている「1on1ミーティング」です。上司とメンバーが1対1で定期的に行うミーティングで、メンバーは上司に仕事で経験したことや悩みなどを伝えて内省し、上司はメンバーが成長するようにアドバイスを与え、気づきを促します。会議や査定と異なり、お互いに自然体で話す場を定期的に設けることで、メンバーの内省による成長や、チームのコミュニケーション活性化が期待されています。 本プログラムでは、「1on1ミーティング」で用いられる「フィードバック」の基本・プロセスを、ロールプレイングとともに実践的に学びます。そして、結果が出たもの(過去)に対して行われるフィードバックに対し、未来の行動を引き出す手法である「フィードフォワード」に関しても、両輪で実践できることを目指します。

プログラム例  ※ご要望に応じてカスタマイズ可能です

1日 10:00~17:00
オリエンテーション 1. 「1on1ミーティング」では何が行われているのか ・1対1で定期的に行う意味とは ・4つの手法  (コーチング、ティーチング、フィードバック、カウンセリング) 2. なぜ、フィードバックが有効なのか ・コーチング、ティーチングとの違い ・客観的な視点からの助言やサポート ・メンバーがより成長する方法とは 3. フィードバックのポイント ・相手の行動に焦点化する ・自分の感じたことを率直に、そして直ぐに ・客観的な視点に立ち、事実に基づく ・具体的で、かつポジティブに 4. フィードバックのプロセス ・観察する ・行動やデータに基づく ・内容を具体化する ・ストーリーをつくる 5. 実践ロールプレイング ・共感する ・具体的に伝える(自分の感じたことを、自分を主語にして伝える) ・励ましと感謝すること 6. 過去のフィードバックから未来の行動を引き出す「フィードフォワード」へ ・フィードフォワードとは何か ・魅力ある未来をイメージしてもらう ・満足度とやる気を高める 7. 明日からの実践 ・通常の業務にどう取り入れるか ・「1on1ミーティング」活用方法

対象

  • 部下・メンバーとの面談において、フィードバックのスキルを向上させたい方
  • フィードバックを通して、メンバーの成長を促したい管理職・リーダーの方
  • フィードバック、フィードフォワードの手法を、日常のコミュニケーションに活かしたい方
  • 1on1ミーティングを取り入れ、効果的なフィードバックを行いたい方

費用について

実施にかかる費用については、「よくあるご質問」をご覧ください。