本プログラムのねらい
会議、プロジェクト進行プロセスを効果的に管理する
ファシリテーション・スキルは特にグループやチームで作業する際、新しいアイディアを出したり問題解決をはかれるよう、効果的にプロセスを管理するためのスキルです。
本プログラムは、“ファシリテーターに求められるスキル”についてさまざまな演習と振り返りから新たな気付きや発見を得ることが出来る、“ファシリテーションスキル”を身につけるための2日間プログラムです。
(1)チームの運営や組織変革における、ファシリテーターの役割と重要性についての認識を深める
(2)ファシリテーターが注力すべき3つの要素を理解し、そのための具体的スキルを習得する
・ファシリテーターとしての自分のコンピテンシーとスキルを自己診断し、改善分野を特定する
・グループ演習を通じて、自分のファシリテーション・スキルに対するフィードバックを得る
(3)今後のアクションを明確にし、実際に自分が参加する会議やプロジェクト等につなげる
ファシリテーションがもたらす効果
★チームメンバーは・・・
・プロセスよりも内容に集中することができる
・組織全体の観点から考察・議論・意思決定・行動しやすくなる
・決定と行動の権限が与えられる
★チーム・組織は・・・
・問題解決・改革・意思決定の助けとなる
・チームメンバー各々の持つ知恵を活用できる
・決定に対してチームメンバーのコミットメントが得られる
・団結力が高まる
・会議の効率性が高まる
プログラム例 ※ご要望に応じてカスタマイズ可能です
1日目 9:30~17:30
1.チームとファシリテーション 【演習】
1)チームが効果的であるための要素
2)リーダーのスタイルとは
3)組織変革に必要な3つのレベル
4)ファシリテーションとは
2.効果的な会議とは 【演習】
1)よい会議とは
2)効果的な会議を実現するためのファシリテーターのステップ
3)アジェンダの作成と会議のルール
4)ロジスティクスの準備
5)主要参加者との事前打ち合わせ
3.会議中のファシリテーション 【演習】
1)会議中のファシリテーションの留意点
2)積極的傾聴の効果と3つのポイント
3)議論を活性化させる効果的な“記録”の仕方とは
4)意思決定の手法とコンセンサス
5)対立からコンセンサスに導くためのプロセス
6)会議中にファシリテーターが直面する問題場面とその具体的対処法
2日目 9:30~17:30
4.ファシリテーターが知っておきたい、議論活性化のための各種ツールの使い方 【演習】
1)ブレーンストーミング
2)親和図
3)アイデアマッピング
4)SWOT分析
5)ロジックツリー
6)プロセスマッピング
7)その他5つのツール
5.総合演習 【演習】
1)ロールプレイによる演習
2)振り返り
6.まとめ
・今後のスキルアップのためのアクションプラン策定
対象
- ディスカッション、会議、組織の運営などを効果的に行うことを必要としている方
- 会議の運営、組織の運営、プロジェクト推進の立場にある方
- 管理者層、中堅社員、チームリーダー等、組織をまとめる立場の方
- 経営企画部門など、部門間調整や組織横断的な活動を求められる方
- 社内研修講師、人材育成担当者