JMA組織開発ソリューション 説明会 「働き方改革の本質は職場の意識改革にあり!」 ~組織的不正を生まない企業風土と従業員の意識~

【日時】2018年11月8日(木) 14:00~17:00(受付13:30~) 開催終了しました
【場所】ビジョンセンター東京駅前(東京都中央区八重洲1-8-17新槇町ビル7F)
https://www.visioncenter.jp/tokyo/ekimae/access/
【対象】経営幹部、経営企画、人事部門、事業部門の責任者クラスの方々
【定員】40名 ※1社2名まで
【参加費】無料

開催概要

官邸主導で進められている「働き方改革」は、労働時間の短縮にフォーカスされがちです。実際、“改革”によって多くの企業が労働時間削減の成果を上げていますが、従業員のモティベーションは下がっているという例もあり、“改悪”と揶揄されたりもしています。
働き方改革を成功させるためには、個人の努力や工夫には限界があります。制度や仕組みの整備とともに、健全な企業風土(意識)の醸成が不可欠です。特に、近年頻繁に話題となっている品質問題(食品偽装、個人情報などの情報漏洩、データ改ざんや組織的隠ぺい、結果としての大規模なリコールや経営への信頼の失墜など)は全て“人”に起因し、健全な企業風土、ひいては従業員一人ひとりの意識の問題といえます。
本説明会では、目指すべき健全な企業風土の特徴や、その測定に用いる『JMAワーク・モティベーション測定調査』について説明します。従業員の心理的安全性の担保とモティベーションが発揮できる企業風土は、生産性向上と不祥事未然防止のための土台といえるでしょう。組織課題の打ち手にお悩みの皆様のご参加をお持ち申し上げます。

ワーク・モティベーションとは

内発・外発の両面により構成される働く人の意欲にかかわる過程を「ワーク・モティベーション(WM)」といいます。本説明会では、全国320組織223万人の蓄積データを基に、内発・外発のWMのバランス状態を固有の測定技術により指標化したものとしてご紹介いたします。

プログラム 【14:00~17:00】

■働き方改革による成果と課題
・~ES(従業員満足度)調査からワーク・モティベーションへの転換
■ワーク・モティベーション(WM)とは ~理論的背景に基づいた“やる気”の測り方
■品質問題と従業員の意識の関係 ~健全な組織風土による品質問題の「予防」
■WMは企業業績を予測する ~業績につながる従業員の“やる気”の状態
■企業制度・施策とWMの関係 ~従業員のやる気を引き出す制度・施策
■質疑応答

講師

八木隆一郎 氏  (やぎ りゅういちろう)
公益社団法人 国際経済労働研究所 専務理事兼統括研究員
株式会社 応用社会心理学研究所 研究顧問

pho_yagi専門は社会心理学。動機づけ、組織論、働きがい、ライフパタンなど研究分野は多岐にわたる。全国の主要労働組合が参加した国際経済労働研究所第30回共同意識調査(ON・I・ON2)をまとめ、多くの研究グループを主催。研究の傍ら、大学でも教鞭をとる。日本社会心理学会では自主シンポジウム『社会心理学における「産・労・学」共同の可能性』をメンバーとともに発表。さらに2007年には全国約130社のデータからワーク・モティベーションと企業業績の関係の実証的研究結果を公表し、学会関係者のみならず産業界・労働界からも注目を集めている。