本プログラムのねらい
人生100年時代において自分らしく生き生きと働き続けるためには、自らキャリアを開発していく「働くことへの主体的な姿勢」が重要です。さらに、柔軟な働き方を選択することが必要になった昨今、「自分にはどんなスキルが必要か」「自分のこれまでの経験がどう活かせるか」と自分を軸にキャリアを考える機会はますます増えています。自らのキャリアと向き合うための視点を得て、他者からの刺激も受けながら実際に考える機会としてキャリアデザイン研修が有効です。
本研修では、具体的には次のことを目指します。
- キャリア開発の原理原則・枠組みの理解
- 自己の能力、強み、組織に伝承することができるスキルや経験の整理
- 高い意欲をもって仕事に向き合うことができる動機の探索
- 自身の価値観の顕在化、キャリアビジョンとストーリーの具体化
研修プログラム例
※ご要望に応じてカスタマイズ可能です。対象層によって内容をアレンジいたします
1日目(9:30~17:00)
オリエンテーション
1.職場で期待されている役割
- 職場で期待されている役割
- 役割に求められる能力
2.キャリア開発の原理原則
- キャリアの目的と考え方
- キャリア形成の視点(WILL、CAN、MUST)
- MUSTとWILL
- 意欲を高める3要素
- キャリアを線で捉える
- 10年後、20年後の自分を想像する
- 計画された偶然理論
(ワーク)ライフライン:自己の意欲の高低分析
3.自己のキャリアの棚卸し
- 自己の能力・経験の棚卸し(CAN)
- 自己の強み、得意分野
- 今後、活躍貢献したい領域
(ワーク)能力の棚卸
2日目(9:30~17:00)
4.活動の軸となる「価値観」研究
- キャリア形成と価値観の関係
- キャリアアンカー8つのカテゴリー
- 価値観カードによる研究
- 大事にしたい価値観と表出している行動・場面
5.キャリアビジョンを形成する(WILL)
- 強みを活かす活動領域
- 自己の軸となる価値観を振り返る
- 組織や後輩の可能性を広げるためのノウハウの伝承
- 誰にどのような貢献を行うのか
- 公私ともに活躍している自己の姿をイメージ
- **歳までの貢献のストーリーを描く
6.CDPシート作成
対象
- 自身の中長期キャリアを考えたい方、主体的に考えることが期待される方
- 自身の能力・経験を振り返り、活かす方向について積極的に考えたい方
- 将来像を描き、具体的な能力開発について計画したい方
- CDPの制度を有効なものにしたいとお考えの組織
開催概要
オンライン、対面集合いずれも可能
最大受講者数:24名(応相談)
研修時間 :2日間(応相談)
費用について
実施にかかる費用については、「よくあるご質問」をご覧ください。