本プログラムのねらい
大好評!折れない心・折れない個人とチームをつくる
レジリエンス:再起力・回復力、弾力性やしなやかさ 困難な状況に直面したときに折れることなく立ち直るための「個人とチームのしなやかさ」を高める方法を、講義とワークショップを通じて習得します。 グローバルな事業環境の下で企業は、従来の延長線上では予想しえなかった難しい状況に直面することが多くなっています。このため困難に柔軟に対応し乗り越える力の重要性が高まっています。 望ましくない状況や危機から脱し、安定的な状況を取り戻す力は「レジリエンス( 再起力・回復力、弾力性やしなやかさ)」と呼ばれ、変化や危機に強い個人・組織・社会の形成のために、米国を中心に今注目されています。 本プログラムは、困難に対して折れることなく、しなやかに克服できる「個人のレジリエンス」の強化を図ることを通じて、難しい状況を柔軟に乗り越えられる「組織のレジリエンス」を高めることをめざします。 「レジリエンス」という馴染みのない心理学の概念を、ワークショップによる体験と内省を通じて、頭だけでなく心と身体で深く理解し習得していただきます。
プログラム例 ※ご要望に応じてカスタマイズ可能です
※【WS】はワークショップの略。
1日目 10:00~17:00
【1】折れないチーム・組織を考える ・ 折れてしまったチーム・組織の例 ・ しなやかに乗り越えたチーム・組織の例 【2】困難に折れない力「レジリエンス」を考える ・ 折れてしまうことの弊害 ・ レジリエンスが求められる時代背景 ・ レジリエンスの必要性と効果 【3】「個人のレジリエンス」を高める ・ 個人のレジリエンスとは ・「 個人のレジリエンス」セルフ・チェック 【WS1】「対人関係スキルを磨く」 ・ コミュニケーションで人とのつながりを築く ・ 相手の立場に立って話を聴くワーク 【WS2】「感情をコントロールする」 ・「今、ここに」集中して心満たされる ・心を整理し平常心を保つワーク 【WS3】「自尊感情・自己肯定感を高める」 ・ 自分の強みを再確認して自信を持つ ・ 強みを探し認め合うワーク
2日目 10:00~17:00
【WS4】「自分を支える軸を明確にする」 ・ 価値観や信念を軸に持つことの意味 ・ 価値観を明らかにするワーク 【WS5】「柔軟性を高める」 ・柔軟なものの見方、適度な楽観主義を身につける ・見方を変えるワーク 【4】「組織のレジリエンス」を高める ・ レジリエンスの高い組織をつくるには ・「 組織のレジリエンス」セルフ・チェック 【WS6】「信頼・共感を生み出す」 ・ 困難な状況で協働できる信頼関係を準備する ・ 信頼関係をつくるワーク 【WS7】「レジリエンス低下の要因を排除する」 ・ リスク志向の文化、集団思考、思考のバイアスを克服する ・ 思考の枠・思考の罠を打ち破るワーク 【WS8】「多能性を活かしたチームでの対話」 ・職場での実践を語る ・多様性を尊重し、挑戦する勇気と実行力を引き出すグループ・ディスカッション 【5】全体の振り返り
対象
- 困難を克服できる部下を育てたいと思っているリーダーやマネジャークラスの方々
- 困難を克服する力の強いチームをつくりたいと思っているリーダー・マネジャークラスの方々
- 自らの心のしなやかさを高めたいと思っている方々