本プログラムのねらい
働きづらさを抱える社員がイキイキできる職場を目指して
ここ数年、発達障害への注目が高まっていますが、「大人の発達障害」に対する認識や対応はまだまだ遅れているのが現状です。企業においても、メンタル不調や職場トラブルとも関係が深いにもかかわらず、職場での認識や正しい関わり方ができていないことも多々あるようです。さらに、2018年4月からの精神障がい者雇用義務化に伴い、発達障害や働きづらさを抱える社員の方々とともに働く機会はより一層増えることとなります。
世界的な経営者や偉人が発達障害だったといわれるように、発達障害を持つ方は強みが生きれば、仕事上の力を大きく発揮することが知られています。それぞれの特性を的確に理解し、強みを生かした仕事づくり、働きやすい職場づくりを行うことで、企業・職
場にとって大きな戦力になります。
本プログラムでは、発達障害や働きづらさを抱える社員を部下に持つ方はもちろんのこと、すべての管理職やリーダーの方を対象に、発達障害の特性・対応策について学んでいただき、ダイバーシティ時代のメンタルヘルス・マネジメント力を高めていただきます。
プログラム例 ※ご要望に応じてカスタマイズ可能です
1日目(14:00~17:00)
・発達障害についての最新動向と企業責任
・発達障害の特性と対応策
・発達障害とメンタルの関係性
2. 職場と発達障害
・発達障害の強みを生かした仕事づくり
・発達障害のある社員の職場での受入準備と育成方法
3. 職場で発生しやすい課題と対応策
・職場での課題例
1) 本人の困難さが大きくなっている場合
2) 周囲の困難さが大きくなっている場合
3) 本人や周囲が障害特性を認識しておらず介入方法が難しい場合
・関わり方・コミュニケーション
・環境調整・雇用管理
・関係者や専門機関の巻き込み・活用方法
4. 誰しもが働きやすい職場づくりに向けて
・発達障害のある方とその他の社員への対策の類似性
・発達障害の理解を通した、働きやすい職場づくり
対象
- 発達障害の社員を迎える管理職や育成担当者
- メンタル不調者に対する対応力を高めたい方
- 職場のメンタルヘルス対策を推進する方
- 職場での発達障害の理解を深めたい方
費用について
実施にかかる費用については、「よくあるご質問」をご覧ください。
参加者の声
- 発達障害の特性を知り、合理的配慮をすることで、すべての社員が働くことに幸せを感じることにつながると思った。
- グレーゾーンの社員に対して自分の対応が妥当であるべきか知りたかったので、改善アプローチを実践してみようと思った。
- 内容が自社の問題とほぼ合致しており、また職場で困っている方が多く参加されていたので、セミナーの雰囲気も非常に良かった。
- 事例もたくさんあり、スライドもわかりやすく、発達障害のこととその対応方法がよく分かった。
- 参加者の「生の声」「直面している課題」も非常に参考になり、共有できてよかった。悩んでいる人は一度聞くと良いと思う。