説明力強化トレーニング

本プログラムのねらいと特長

【ねらい】
1.“伝えること”と“伝わること”の違いを認識・理解します。
2.自分の“説明”の仕方について、特徴や課題を把握・認識します。
3.“わかりやすく”・“簡潔に”・“印象深く”、相手に伝わる説明の技術を習得します。

【特長】
1.演習中心に構成されたプログラムです。実際に自分で課題に取り組み、実践することで“分かりやすい説明の仕方”のポイントを学びます。
2.“説明”の専門家である講師からたくさんのフィードバックを得られるので、多くの“気付き”を得られます。
3.他の参加者の説明の仕方を聴くことで、更に多くの“新たな気付き”や“新たな学び”を得ることが出来ます。

本プログラムの目的

今なぜ説明力か?
“説明”とは、相手がわからないことや分かりたいと思っていることに関して、理解してもらうためのコミュニケーションです。
部下に対する説明や上司に対する報告、顧客に対するプレゼンテーションなど、ビジネスではあらゆる場面・あらゆる人に“説明力”が求められます。「上手に説明する」ことが出来れば、仕事を円滑に進められたり、相手と良好なコミュニケーションを築いたり、信頼関係を高めたりすることが出来ます。一方、「何が言いたいのかよくわからない」、「誤解される」、「反発される」など、「相手に理解してもらう」ための“説明”は容易ではありません。
本プログラムでは、「話の効果は“相手”が決める」という原則のもと、相手の理解に主眼を置き、“相手に伝わる説明”の技術を習得し、“説明力”を高めることを目的に開催いたします。

対象

  • 説明するのが苦手な方や、得意でないと感じている方
  • 簡潔な説明の仕方や、説明の整理法を学びたい方
  • 上司や関係部署などに対して、より円滑なコミュニケーションを図りたい方

プログラム例

1日目
時間 プログラム
10:00

17:00
  1. 今なぜ説明力か?
    • 説明力が求められる背景
    • 説明とは
    • コミュニケーションの目的と機能
    • 【実習①】伝達ゲーム
  2. 説明の基本となる考え方
    • 伝わらないことを前提とした関わり方
    • 相手の価値観を大切にする
    • 聞かれ方を考えて発信する
    • 【実習②】ペア・ワーク:聞いてもらう状況を整える
      ◇聞けなければ話せない
      ◇聞き方の改善トレーニング
  3. 内容構成のポイント
    • 聞き手の知りたがる順序
    • 構成5つのポイント
    • 【実習③】2分間説明トレーニング
      「私のこだわり」
      ◇聞かれ方を考えて話す
  4. わかりやすい説明 6つのテクニック
    • 【実習④】3分間説明トレーニング
      「最もやりがいを感じた仕事とは」
      ◇意見交換とコメント
  5. 説明の効果を上げる
    • わかりやすさと理論的な話し方
    • 情報とわかりやすさは反比例
    • 強調のスキル
    • 【実習⑤】3分間説明トレーニング
      「~を相手に○○の大切さをわからせる」
      ◇意見交換とコメント
2日目
時間 プログラム
10:00

17:00
  1. 説明の効果を上げる(続き)
    • 【実習⑥】1分間即題トレーニング
      ◇即時対応力を磨く
      ◇考えながら話をまとめ説明する
    • 【実習⑦】2分間組み替え説明トレーニング
      ◇より主題を明確に、簡潔に説明する
      ◇改善された点をコメント
  2. 説明における言葉の役割
    • 言葉の力とその限界
    • 言葉の抽象性
    • 【実習⑧】具体例を使って説明する
      「印象(心)に残った○○」
      ◇討議
       :具体例を使う際のポイント
      ◇グループ代表による発表
      ◇講師コメント
  3. 説明をわかりやすくする具体例
    • 説明における具体例の種類と生かし方
    • 【実習⑨】5分間説明トレーニング
      「前日課題:○○の提案」
      ◇説明から説得へ
      ◇相互評価用紙記入
  4. 説明は双方向のコミュニケーション
    • 反応を確かめる
    • 質問の受け方・答え方
    • 【実習⑩】レビュー
      ◇日常で説明力をどのように磨くか
      ◇1分間で発表
  5. 総括講義
    • (総括講義)

※プログラム内容は、変更される場合があります。
また、進行の都合により時間割が変わる場合がございます。あらかじめご了承ください。

※昼休みは12:00~13:00を予定しております。

費用について

実施にかかる費用については、「よくあるご質問」をご覧ください。