デザイン思考研修を構成する3つのプロセス|イノベーションを実現する「デザイン思考研修②」

公開日:2017/09/01 更新日:2023/09/13

◆コラム第1回:デザイン思考の特徴/デザイン思考研修の目的はこちらからご覧ください→「デザイン思考とその特徴とは?」

デザイン思考研修の概要

本研修では、米国・IDEO社で実践されているデザイン思考に則ったイノベーションプロセスを体感していただきます。具体的には、①Observation ②Brainstorm ③Rapid Prototypingの一連の流れでプログラムを構成します。

デザイン思考研修 プログラム全体像

①Observation

デザイン思考2

事前課題で取組んでいただきます。与えられたテーマについて、できるだけ多くの写真を撮ってきていただき、研修当日に出力した写真を持ち寄っていただきます。対象(ユーザー)を観察し、自身で価値判断せず、ありのままを受け入れる視点を養います
 

②Brainstorm

デザイン思考1
持ち寄った写真を素材として議論をする中から、課題・ニーズを導き出していきます。対象(ユーザー)に共感し、彼らも気づいていない解決するべき本質的課題を見出すプロセスを体感します
 

③Rapid Prototyping

本質的課題に対する商品・サービスを想定したプロトタイピング(試作品)を作成します。プロトタイピングの目的は、アイデアを形にすることで、初めて他者に正しく伝えられるということを理解することにあります

●関連情報

現代イノベーションの必修科目、「デザイン思考」を考える(1)

◆次回第3回は、「デザイン思考研修」の具体的なカリキュラム・演習内容についてご紹介します。
◆コラム第1回 デザイン思考とその特徴とは?
※関連プログラム
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