アセスメントを能力開発にどう活かすか?|”組織の力を高める”アセスメント(2)
育成型アセスメント活用のヒント
人間の成長の機会と方法は様々ですが、
・自分の課題を客観的に捉える
・能力開発のための効果的なやり方を理解する
・意識的に行動し、これまでの行動の型を変更する
・実践量を増やす
というプロセスを踏むことができれば能力を伸ばせることになります。
従って、「客観的な評価」と本人の「行動改善への意識」喚起をもたらすアセスメントは、能力開発のための効果的で自然な方法だと考えられます。
ある流通業界の企業では、アセスメントを行って昇格者を決定するとともに、昇格対象とならなかった人に対しては育成研修をスタートさせ、昇格に見合うよう能力開発を行っています。アセスメントで本人の課題が明確になっている分、成長のスピードが速くなるようです。『ハイ・フライヤー 次世代リーダーの育成法』で有名な南カリフォルニア大学のモーガン・マッコール教授は、次のように述べています。
「経験」+「触媒」=成長
経験で培われた力は、「触媒」(振り返り、教訓の概念化、新手法の試み、継続)を加味してこそ実際の発揮と成長につなげられる、という考え方です。
評価とその結果のフィードバックは、成長のための”触媒”として活用しうるのです。
アセスメントを育成機会として活用するための個別の方策としては、次のようなものも有効です。
①能力開発のためのアドバイスがあるアセスメント報告書
②上司向けの育成OJT研修
③本人が実務を通じてスキル開発を行うためのガイド
評価の信頼度と具体性
”育成に効く”アセスメントであるためには、評価そのものの信頼度とフィードバックの具体性ももちろん重要です。
JMAのご提供するアセスメントプログラムの特長
■管理者に求められる能力要件を整理したディメンジョンを標準設定(カスタマイズ可能)
■期待するレベルに応じた演習(カスタマイズ可能)
■納得性の高いアセスメント報告書
これらをもって、JMAでは的確な評価と具体的で行動変容につながる評価フィードバックを実現します。
アセスメントの設計から実施後の育成フォローまで、各社のご希望に合わせてつくりあげご支援しています。
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