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公開日 : 更新日 : 業務効率化につながる研修テーマ

「業務効率化」と聞いてどのようなことが思い浮かぶでしょうか?タスク管理ツールの導入やデジタルツールによる自動化、会議の削減……これらももちろん重要ですが、もっと根本的な課題として、人とのコミュニケーションに無駄が多い、「やるべきと分かっているが手がつけられない」といった悩みもあるのではないでしょうか。業務効率化とは、単にスピードを上げることではなく、「よりストレスなく、スムーズに仕事を進めること」でもあります。本コラムでは、ツールや仕組みだけに頼らない、「広い意味での業務効率化」と、そのために役立つ研修例について紹介します。

業務効率化に効く研修テーマ① コミュニケーション

社内外の人との協働で進める仕事や交渉ごとの場で、「どう伝えるべきか悩んでしまって進められない」「相手に気を遣いすぎて無駄な時間をかけてしまった」といった経験をしたことは誰にでもあるのではないでしょうか。こうした課題は、「伝えるべきことを前向きに伝える」「自分の考えをポジティブに主張する」といったコミュニケーションのポイントを知ることで解消できる可能性があります。

心理的安全性を生み出す対話力向上セミナー

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自分の思い込みや決めつけから感情的に相手を責めたり、従うふりや我慢をして会話を避けたりすることなく、建設的な対話に変える「クルーシャル・カンバセーション」(対話における課題を分析し、率直に話し合える場を築くコミュニケーション手法)を習得します。

アサーティブコミュニケーション習得

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アサーティブコミュニケーションとは、相手を否定することなく、しっかりと自分の意見を通すコミュケーション術。協働・交渉に有効なコミュニケーションスキルを、ロールプレイ演習を通しながら実践的に習得できます。

業務効率化に効く研修テーマ② タイムマネジメント

「仕事量が多くていつまでたっても仕事が終わらない」「残業が多いのに成果が出ない」といった場合には、時間の使い方に問題があるかもしれません。業務の見える化やリスト化などの「仕掛け」で、限られた時間を段取りよく使うスキルを身に付けるとよいでしょう。

タイムマネジメント

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タイムマネジメント=「仕事で成果を出すための時間の使い方」と定義し、単なる効率化ではなく業務改善の視点に立った本質的なタイムマネジメント術を学びます。事前課題で記録した業務時間をもとにPDCAを行うなど、豊富なワークショップ形式で進めます。

若手社員のための段取り力強化

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実際の業務で活用できる「セルフマネジメントシート」をもとに、受講者自身の現在の業務を見直します。自己流の「業務の見える化」を見直し、仕事を進めるうえでの「型」を身に付けることができます。

業務効率化に効く研修テーマ③ 問題解決力

一つの問題に答えを出すのに時間がかかりすぎている場合は、思考法を学ぶことで解決できるかもしれません。考えをスッキリ整理するのにも役立つ基本のロジカルシンキングのほか、クリエイティブな解決策が導き出せるデザイン思考もぜひ身に付けておきたいスキルです。また、データ分析によって問題の根本原因を探るスキルは、不要な情報に惑わされずに説得力のある答えを出す助けとなります。

ロジカルな思考力を鍛える問題解決力強化

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「MECE」の概念やロジックツリーなどのツールを活用して論理的に問題を整理するスキルは、結論を出すまでの時間を短縮してくれるだけでなく、ものごとを的確に伝えることができるのでコミュニケーションにも役立ちます。実際に自分で考える演習型の研修が効果的です。

DX時代のデザイン思考基礎セミナー

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ペルソナやカスタマージャーニーマップといったフレームワークを活用し、クリエイティブな発想ができるスキルを身に付けます。斬新なアイデアでイノベーティブな解決策が出せるようになる思考法です。

マーケターのための 統計・データ分析入門

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技術の進歩により、さまざまなデータが簡単に取り扱えるようになった今、データをうまく処理・分析できればより説得力のある答えを出すことができます。「マーケターのための」とは、データの専門家ではなく、マーケター等企画・戦略を担当する幅広い立場の人向けのプログラムであることを意味しています。

業務効率化に効く研修テーマ④ 自己管理・モチベーション管理

思うように仕事を進められないときには、ストレスやモチベーションの低下が問題になっている可能性もあります。自ら集中力やモチベーションを高めるスキルは、業務効率化の大きな助けとなるでしょう。

マインドフルネス」導入・活用

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「マインドフルネス」とは、「今、ここに集中して、全てに気づいている」状態のこと。こうした状態を作るスキルを身に付けることで、ストレスを軽減しながら集中力を高め、短時間で業務を完了させることができるようになります。

業務効率化に効く研修テーマ⑤ 巻き込み力

中堅社員になると、個人で成果を出せる仕事だけでなく、組織としての成果に貢献することが求められるようになります。そうした業務を効率的に進めるためには、周囲とうまく連携し、分担して進めていく力も必要です。

巻き込み仕事力向上

https://solution.jma.or.jp/service/suishin_11

上司、メンバー、他部門や社外のパートナーまで、さまざまな関係者を巻き込み、「自主的に動いてもらう」ことができるようになるために、必要な視点やコミュニケーションのスキルを学びます。部門を超えた仕事を担当するようになった若手、中堅社員におすすめです。

業務効率化に効く研修テーマ⑥ チームマネジメント

チームを率いるリーダーにとって、業務効率化は自分だけで実現できることではないかもしれません。チームとしての効率を上げるためには、「メンバーを動かす」力を身に付けることも重要なポイントです。

「1on1ミーティング」に学ぶ、効果的なフィードバック実践

https://solution.jma.or.jp/service/training/theme/ikusei/ikusei02/

メンバーの気づきを促し、成長を促すよりよいフィードバックの手法を学びます。フィードバックは過去の行動について評価し、伝えることですが、未来の行動を引き出す「フィードフォワード」という概念についても扱います。

リーダーのためのマネジメント能力向上

https://solution.jma.or.jp/service/position4_1/

「初めてリーダーになったがチームをどう管理したらいいのかわからず、効率的な運営ができない」と悩む主任、リーダーのため、効果的なリーダーシップやチーム運営を学ぶプログラム。ロールプレイングを通じてメンバーのやる気を引き出す指導法を実践します。